AWS Amarathon 2025 振り返り

TEAM の導入と最高のエンジニアリングチームの構築

振り返りシリーズ

セッションノート

マルチアカウントと IAM の設計:

  • [ 1 ] シングルアカウントアーキテクチャ:
  • 権限管理が複雑で、セキュリティの確保が困難
  • ワークロードごとのコスト追跡が困難
  • 運用ミスやクォータの問題が発生しやすく、運用が困難
  • [ 2 ] マルチアカウントアーキテクチャ:
  • 権限を分離してセキュリティを向上
  • 各ワークロードのコストを容易に把握
  • 作業の影響を最小限に抑えて運用効率を向上 ジャンプアカウント方式:
  • ジャンプアカウントを設定し、IAM ユーザーを集約
  • ユーザーはジャンプアカウントにログインし、各アカウントのロールに切り替える
  • 各アカウントの権限は対象ロールに付与
  • ジャンプアカウント方式を使用した IAM 設計のヒント:
  • [ 1 ] 実際の役割に基づいてグループを作成
  • [ 2 ] 役割に基づき、アカウントごとにロールを作成
  • [ 3 ] IAM グループごとに切り替え先アカウントと IAM ロールを定義 TEAM によるアクセス制御:
  • 本番環境のアクセス制御をどのように扱うべきか?
  • 変更管理: いつ、誰が変更作業のために本番環境へアクセスしたか?
  • 本番アクセス制御: 本番環境にはいつでもアクセスできるか?

TEAM によるアクセス制御

TEAM(Temporary Elevated Access Management)とは?

  • Temporary Elevated Access Management の略称
  • アカウントへのアクセスを管理するための承認ベースのワークフロー
  • IAM Identity Center アクセスポータルからアクセス可能なアプリケーションとして提供 TEAM による本番アクセス制御のワークフロー(申請):
  • [1/3] 本番アカウントには読み取り専用権限のみを持つ状態で、アプリケーションから TEAM を選択
  • [2/3] リクエストを作成
  • [3/3] まだ承認されていないため、ステータスは保留中 TEAM による本番アクセス制御のワークフロー(承認):
  • 承認者は「リクエストを承認」から該当するリクエストを選択し、コメントを入力して承認 TEAM による本番アクセス制御のワークフロー(権限付与):
  • 本番アカウントへのアクセス権限が追加済み
  • 承認されたため、ステータスは「承認済み」に設定 全体的な TEAM の構成:
  • ① IAM Identity Center の Amazon Web Services アクセスポータルにアクセス
  • ② TEAM アプリケーションにアクセス
  • ③ 昇格アクセスを申請
  • ④ 昇格アクセスを承認
  • ⑤ 昇格アクセスを有効化
  • ⑥ 昇格アクセスを実行
  • ⑦ セッションアクティビティを記録
  • ⑧ 昇格アクセスを終了
  • ⑨ リクエストの詳細とセッションアクティビティログを確認

TEAM の設計と実装:

  • IAM Identity Center への移行に向けた権限の整理:
  • ① 各アカウントのロールとポリシーを整理し、Permission Set を作成
  • ② ジャンプアカウントのグループとポリシーを整理し、Entra ID にグループを登録
  • ③ 割り当てを作成し、CloudFormation を活用 ペルソナの割り当てと承認ワークフローのルール設計:
  • TEAM には4つのペルソナがある(アクセス申請、アクセス申請の承認、ログ監査、ルール管理)
  • ペルソナの割り当てと承認ルールを設計
  • ペルソナ割り当ての設計
  • 何を承認申請すべきか?
  • 誰が承認または却下すべきか?
  • 承認を付与する最長時間
  • 通知先(メール、チャット...) 小規模な運用から適用範囲を段階的に拡大:
  • 小規模なチームで運用をテストし、適用範囲を段階的に拡大
  • 個人 → 自分のチーム → 部門全体
  • [ 1 ] 既存システムと並行運用
  • 業務への影響を最小化
  • [ 2 ] フィードバックに基づいて設定と運用を見直す
  • ペルソナの割り当ては十分か?意図しない権限が付与されていないか? IAM Identity Center x TEAM:
  • Entra ID からプロビジョニングされた SSO ユーザーを使用
  • IAM Identity Center アクセスポータルを介して非本番アカウントのロールに切り替える
  • TEAM での承認後に非本番アカウントのロールに切り替える

TEAM の利点:

  • IAM Identity Center x TEAM:
  • [ 1 ] ユーザーの観点:
  • アカウント間のロール切り替えがより簡単になった
  • リクエストまでの経路が短くなり、UI がよりシンプルで明確になった
  • 開発効率が向上
  • [ 2 ] 管理者の観点:
  • IAM 管理から解放
  • ペルソナの割り当てやリクエストルールなどの設定管理がより簡単になった
  • 運用効率が向上 まとめ:
  • 「TEAM」を通じて、すべての「Team」メンバーの運用意識とセキュリティ意識が向上
  • マルチアカウント構成では、本番アカウントのアクセス管理を検討
  • 「IAM Identity Center x TEAM」により容易な制御が可能
  • TEAM の実装により、チームの生産性、セキュリティ、コンプライアンスが向上